イタリア・ヴェネチアで開かれているHomo Faberは現代クラフトマンシップの祭典で9/1~30まで開催されます。
前日のプレイベントに参加しました。
会場はサン・マルコ寺院近くの桟橋から船で5分のサン・ジョルジュ・マッジョーレ島です。2年ごとに開催される展覧会の今年のテーマは「The Journey of Life」誕生から死後の世界まで人生を10のカテゴリーに分け、それぞれのテーマに沿った作品がサン・ジョルジュ・マッジョーレ教会の回廊を含めた10の建物で展示されています。
Birth→Childhood→Celebration→Inheritance→Love→Journeys→Nature→Dreams→Dialogues→Afterlifeとテーマごとにまったく異なったムードの会場作りに圧倒されます。
世界中のアーティストによって作られた何百もの手作りのオブジェが壮大な空間で繰り広げられ、職人のライブデモンストレーションを見ることが出来ます。
万華鏡はChildhood(幼年期)に展示されました。
このスペースでは、世界中のゲームやおもちゃのセレクションを展示しており、作品が多岐にわたっていています。
作品ごとのキャプションはテキストではなくQRコードを読み取ることで、多くの情報が得られます。しかし作品を万華鏡と思ってもらえるか、万華鏡をどう解釈してもらえるか、心配にもなりました。
展示作品
MANDARA、HAKU、RIN、KATAGAMI
山見浩司さん : GODZILLA
クラフトマンシップを通して見た、人生の各章を巡る旅は荘厳で、心が豊かになりました。展覧会のスケールの大きさと、BirthからAfterlifeまでの展示構想を具現化する作り込みは、巡る先々で驚きがあり、新鮮な感動を覚えました。この展覧会に出展する機会を与えられ、訪問できたことに感謝します。
万華鏡を覗いている画像をシェアしました。QRコードからの読み取ることが出来ます。